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喜びも楽しさも悔しさも涙も。
もっとドラマのある仕事人生を。

株式会社パラドックス visions コミュニティマネージャー 岡村 玲

自分はこう生きたいとか、もっと生きることを真剣に考えようというタイミングがみんなそれぞれにあって、でも、そんなド真面目なことを話せる人が周りにいない。そんなとき、ここに来ると、ちゃんと話を聞いてくれたり、同じ視座で意見してくれる仲間がいる。

私たちがつくってきたvisionsのプラットフォームやコミュニティが、そんな価値を感じてもらえる場になれていることを嬉しく思います。コロナを機に学生インターンと一緒に立ち上げたものが、全国の学生が集うオンラインコミュニティに成長して、今のメンバーがもう、15期生。人生観や仕事観を考えるグループワークやイベントが定期的に開かれていて、地域や大学も越えた横のつながりが生まれています。

学生の皆さんには、仕事観や志を育んで、フィットする環境を選び、仕事を思い切り楽しんでほしい。その想いと同時に、志を持つ学生が組織に入ることで、企業も元気にしたいという気持ちが私にはあります。組織は入る人で大きく変わる。自分のビジョンと会社のビジョンを重ねながら働く人が増えれば、きっと人も企業も幸せになる。そんな影響も広げていこうと動いています。

私自身のビジョンは、「ドラマのある仕事人生をつくる」。喜怒哀楽の感情が動いた総量が大きいほうが、人生って幸せなんじゃないかと私は思っていて、なかでも、仕事って、お客さんにどんなふうに喜んでもらおうとか、みんなで何かを達成しようとか、できなくて悔しがったり涙したりすることも含めて、自分次第でドラマをたくさん起こせる場所。そういう人や組織が増えたら、もっと面白い世の中になるはず。 去年、パラドックスの仕事とは別に、母と一緒に小さな飲み屋を大阪でオープンしたんですが、これもビジョンとつながっています。仕事終わりに飲みながら語らうお客さんたちにも、たくさんの喜怒哀楽が感じられて、私はその様子を見たり、お話を聞いたりするのが好き。喜びや楽しさばかりの人生なんてなんだか物足りないし、豊かじゃない。悔しさや涙も成長や進化の原動力になるし、人としての幸福度につながる。私はそう思っています。

岡村 玲

大阪府出身。2014年、京都大学卒業、パラドックス入社。パラドックスの人事として採用や育成に3年間従事した後、ディレクターとして企業の採用活動のコンサルティングにも取り組む。産休育休を経て、パーソナルブランディング領域にシフトし、visions事業の立ち上げを行う。2022年、大阪に飲み屋兼カフェをお母さんと開店。 ※取材:2023年8月 所属などは取材当時のものになります。

生き様、様々。
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