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同じ船に乗って冒険してくれる仲間がいる。
目指すのは、志人口300万人の日本。

株式会社パラドックス 代表取締役 鈴木 猛之

まだ僕が求人広告の制作ディレクターをしていた頃、経営者のインタビューや企業の取材をする機会が多くありました。そのなかで時々出会うのが、規模は大きくなくても、独自の考え方を持っていて、それをしっかり形にして、収益も上げて、経営者も社員も誇りを持って働いている会社です。目指すあり方、志があって、あえて大変な道を選んで苦労しながら、働く方たちの表情が本当に生き生きしている。人生を謳歌しているような感じさえあって、こういう人たちがいるんだと、僕は正直、驚きました。こういう人がもっと世の中に増えていくほうがいいと思いました。それが今の事業につながっています。

それから20数年間、その初心は全く変わっておらず、単なる制作会社という枠も越えて、志の実現に貢献するというミッション遂行のために、企業のブランディングや学生のキャリア支援、アートスクールなど、さまざまな事業をやっている今があります。ありがたく思うのが、深く共感してくれているメンバーがまわりにいることです。自分一人じゃなく、チームとして世の中に影響を与えようと頑張ることができている。さらには、社外にも「こういう会社を探していたんだ」と言ってくださる人が増えている。そんな同志の方たちと、同じ船に乗って冒険できている感じは、僕の生きている実感をすごく後押ししてくれています。

「志あふれる日本」というビジョンを現実味を帯びたものにするために、僕たちは今、「志人口300万人構想」を掲げています。「志」と聞いてすぐにわかってくれる人は、全国各地、いろんなところにいて、それぞれの持ち場で頑張っておられたりする。そういう人たちにもっとパワーを届けて、さらにその人たちから周りに波及していくことで、もっと裾野を広げていきたいと思っています。壮大なパズルを組み上げようと一個一個ピースをはめているつもり。でも、まだまだ全然、パーツが足りない。通りがかりの人には、僕たちがつくろうとしている社会が、まだよくわからないはず。さらに事業を遂行する力を組織としてつけて加速していきます。僕たちなら絶対できます。

鈴木 猛之

福岡県出身。横浜国立大学理工学部卒業。リクルートに入社。求人広告の制作ディレクター・コピーライターとして9年3ヶ月勤務。リクルート在職中から、中小規模ながら志のあるクライアントと向き合ったクリエイティブを強みとする。就職情報誌の誌面でも志企業の特集を展開し、世の中に対しての啓蒙活動を行う。人材採用領域を越えたクライアントの様々なブランディングニーズに応えるため、2001年パラドックス(当時:パラドックス・クリエイティブ)を設立。東京コピーライターズクラブ(TCC)審査委員長賞をはじめとした数々の広告賞を獲得しつつも、徐々にクリエイターの枠を超え、キャリア支援やアトリエ教室など、「志あふれる日本をつくる」ための様々な事業を展開する。

生き様、様々。
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